なぜ人は、”対話”だけで回復するのか。

依頼があったら「24時間以内」に精神科の「専門家チーム」が出向く。そこで患者・家族・関係者を交えて、状態が改善するまで、ただ「対話」をするーー。フィンランドの一地方で行われているシンプルきわまりないこの手法に、世界の注目が集まっています。

この手法に、かねて「人薬(ひとぐすり)」の効用を説いていた斉藤環氏が魅入られました。≪結論から言いましょう。いまや私は、すっかりオープンダイアローグに魅了されてしまっています。ここには確実に、精神医療の新しい可能性があります。≫(本書12頁)


ソーシャルワークは、社会の中で日常的に営まれる生活に対して行われる援助である。日本で暮らす人の生活は、個人よりも世間という自分の置かれた「場」に重点がおかれることが多い。しかし、今までのソーシャルワークは「個人主義」を背景にした社会で提唱されたものを、日本に「適用」してきた。本書は、ソーシャルワーカーの現場での声を丁寧に拾い、実践と照らしあわせていくことで日本モデルとして、生活場モデルを提唱する 。(amazon HPから引用)

当事者の言葉を基に、実践を支える「知」のかたちを描く。(amazon HPから引用)



「オレンジと太陽」

実話を元にした映画。1986年のイギリスで、ソーシャルワーカーのマーガレットは、オーストラリアからはるばる訪ねてきたシャーロットに母を探してほしいと依頼を受ける。少女時代、他の児童たちとともにオーストラリアに移送されたという。調査したところ、シャーロットと同じ扱いを受けた人々が、オーストラリアにたくさんいることを知り、家族と職場の理解のもと、彼らの家族を探すことにする。しかし、彼女の活動は児童移民に深く関わっていた慈善団体や教会の立場を悪くするものであったことから、中傷や脅迫を受ける事となる。

教会により長く隠されてきた児童移民の数は、13万人を上回ると推計され、2009年にオーストラリアが、2010年にイギリスが事実を認め、正式に謝罪をしている。

<こちらもソーシャルワーカーのDVD → "CASE 39">